中国の李軍華・国連駐在代表は11月30日、パレスチナとイスラエルに対し、チャンスをつかんで、和平プロセスで実質的な進展を得るよう呼びかけました。
これは、李軍華代表が、パレスチナ人民連帯国際デーを記念する国連の大会で述べたものです。李軍華代表は、「アメリカのアナポリスで行われた中東和平国際会議は、和平交渉の再開に新たな期待をもたらした」とした上で、パレスチナとイスラエルに対し、「このチャンスをつかんで、最終地位などの問題をめぐって真剣に交渉を行い、できるだけ早く合意に達してほしい」と述べました。
これに対し、パレスチナ自治政府のアッバス議長は同じ日、「中国が、中東和平プロセスでより大きな役割を果たすよう期待している」と語りました。(翻訳:鵬)
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