パレスチナ自治政府のアッバス議長は10日、「パレスチナの国土面積は6205平方キロメートルにすべきだ」と、イスラエルとの国境の画定について初めて確な数字を提出しました。
アッバス議長は、「パレスチナの領土には、ガザ全域やヨルダン川西岸、東エルサレム、それに1967年の第3次中東戦争以前、ヨルダン川西岸とイスラエルの間の無人地区とされていた地域が含まれるべきだ」と主張しました。
これに対し、イスラエル政府のエイシン報道官は、「現在行われているイスラエルとパレスチナの交渉を損なうことはしたくないが、パレスチナの要求は、イスラエルが譲歩できる部分を超えているようだ」と述べました。(翻訳:鵬)
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