パキスタンのテレビ局が伝えたところによりますと、およそ8年間の追放生活を送っていたシャリフ元首相が25日、滞在先のサウジアラビアからパキスタン東部の都市ラホールに帰国したということです。
報道によりますと、元首相一行がラホール空港に到着した際、数千人もの支持者からの歓迎を受けました。地元のテレビ局がイスラム教徒連盟(シャリフ派)のある高級幹部の話として、シャリフ氏、夫人、及び弟が26日、パキスタン選挙管理委員会に総選挙立候補の届出を提出すると伝えました。
パキスタン人民党のリーダーでもあるブット元首相はシャリフ氏の帰国に歓迎の意を示しました。ブット元首相は、「シャリフ氏の帰国はパキスタン政治の活力を増すことができ、いいことだ」と述べました。(翻訳:周莉)
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