パキスタンのカイユーム検事総長は23日、「ムシャラフ大統領が、28日に文民大統領として続投の就任宣誓を行う見通しだ」と発表しました。
カイユーム検事総長は23日、パキスタン国営テレビのインタビューを受け、「現職ムシャラフ大統領の続投の就任式が28日に行なわれる見通しだ。就任式は、新しく最高裁長官についたドガル氏が主宰する」と述べました。また、「今月3日に発令された非常事態宣言は、来年1月8日の総選挙までに解除される可能性がある。具体的な時期は、ムシャラフ大統領が最終的に決める」と語りました。
パキスタン最高裁判所は23日、10月6日に実施された大統領選挙は合法だと認めた上で、パキスタン選挙管理委員会に対し、来月1日までに大統領選の結果を発表するよう求めました。また、ムシャラフ大統領に対し、続投の就任宣誓の前に陸軍参謀長の辞任を要求しました。(翻訳:鵬)
|