WTO・世界貿易機関のラミー事務局長は、14日、ジュネーブで発表した声明の中で、「WTOはこれから発展途上メンバー国の貿易能力向上を図る」と述べました。
この声明によりますと、来週開かれるWTOの閣僚級会議で、発展途上メンバー国に「貿易を支援する問題」が重点的に議論されるほか、具体的な実施策も策定されます。
ラミー事務局長の話では、「貿易を支援する」ということは、発展途上国が貿易発展における障害をなくす手段を与えることです。発展途上国は、インフラ設備と資金の不足や技術が立ち遅れているなどの問題で、多くの貿易機会を逃してきました。これらの国々の貿易の能力が強化されれば、よく多くの発展チャンスを得ることができます。(翻訳:任春生)
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