WTO・世界貿易機関は22日、ジュネーブ本部で151のメンバー国が参加する会議を開き、農産品以外の市場参入問題に関する妥協案を議論しましたが、合意に達することはできませんでした。
各国の意見の食い違いが大きかったため、当日の会議では各国に立場の調整をするよう、2週間の時間的猶予を設けることにし、11月中旬までに新しい案を提出するよう求めています。WTOの非農産品市場参入問題担当の議長で、カナダのWTO駐在大使でもあるスティーブンソン氏は会議で、「ドーハ会合を失敗に終わらせないよう、実行可能な案を出してほしい」と各国に促しました。(翻訳:Yan)
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