12日、四川省成都市で開催されたジャイアントパンダ繁育技術委員会の年次報告によりますと、2007年、中国で誕生したパンダは31頭で、うち25頭が元気に育っているということです。また、双子のジャイアントパンダが24頭で全体の6割を占め、過去最高となりました。
専門家によりますと、双子パンダの誕生が増加しているのは、遺伝子要素以外に、人口繁殖技術の向上と大きく関わっているということです。
なお、パンダは、年に一回妊娠し、一度に1、2頭を出産します。現在、世界には野生のジャイアントパンダがわずか1,590頭しかおらず、その多くは中国の四川省と陝西省に生息しているということです。
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