ロシアのプーチン大統領は12日、ロシアを訪問中のインドのシン首相と会談した後、「ロシアとインドとの原子力開発、宇宙開発と他のハイテク分野における協力は非常に成功した」と強調しました。
プーチン大統領は会談後の記者会見で、「シン首相との会談は、かなり建設的で実務的なものだった。双方が協定に調印したことから、両国は多機能の輸送機と第五世代の汎用攻撃機の開発と製造で協力する。これは両国の科学技術分野の協力における新たな道を切り開いた」と評価しています。
プーチン大統領はまた、「双方は、二国間関係、それに地域問題と国際問題について話し合った結果、主要な国際問題と政治問題では、同じか、または似かよった立場にあることが分かった。双方は、危機解決プロセスの実施過程では、国際法を厳守し、国連が主導的な役割を果たすよう改めて強調し、テロリスト、越境犯罪や麻薬密売の取締りで協力すると約束した」と語りました。
シン首相はこれについて、「インドは、原子力の平和利用におけるロシアとの協力を重要視している。建造中の2基の原子力発電ユニット以外に、双方はインドでさらに4基の原子力発電ユニットの建造についての覚書にも調印した」と述べました。(翻訳:KH)
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