北京オリンピック期間中の大気の改善に取り組んでいる専門家で、北京大学環境科学工程学院の朱彤教授は30日北京で、「北京は一連の対策を講じることによって、2008年の北京オリンピック期間中の大気の状況を今年よりも大幅に改善させる計画だ」と述べました。
ここ数日、海外の一部のマスコミは2008年北京オリンピック期間中の大気の状況に対する憂慮を示しました。これに対し、朱彤教授は「今年から来年にかけて、北京市は多くの規制措置を実施する。オリンピック期間中の大気の状況の改善に自信を持っている。現在、北京では多くの工事が進められているため、大気汚染をもたらすことは避けられない。しかし、2008年、建築工事が完成すれば、大気への影響は大いに緩和される。そして、進行中の鉄道交通の建設工事が来年完成すれば、自動車による大気汚染が緩和されるだろう」と述べました。
(翻訳:董燕華)
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