北京市の副市長でもある北京オリンピック組織委員会の劉敬民副議長は19日北京での記者会見で、「2008年北京オリンピックのセキュリティ確保のための準備作業は順調に進んでいる」と述べました。
劉敬民氏はその中で、「中国はICO・国際オリンピック委員会の求めに応じて、行き届いたオリンピックのセキュリティ計画を立てた。能率が高く、コミュニケーションをとりやすい国家レベルのオリンピック・セキュリティ指揮体制を作っており、緊急事件にすばやく対応することができる。それと同時に、関係者と関係部門は、歴代のオリンピック開催期間中に起こった事件を詳細に研究し、その経験と教訓を汲み取り、一連の技術的な防犯措置を取ることにしている」と語りました。
このほか、中国は、オリンピックのセキュリティ面での国際間の協力を繰り広げており、たとえば、オリンピックを主催した国のセキュリティ組織や国際レベルのセキュリティ機関との交流などを通じて、北京オリンピック開催期間中の安全確保に取り組んでいます。(翻訳:KH)
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