全国の投資ファンド会社57社が運用するファンド334本の7~9月の運用実績が26日、発表された。9月末時点で資産総額は2兆9200億元で、保有株式の時価総額は2兆3200億元となり、株式時価総額が初めて2兆元の大台に達した。流通A株に占めるファンド保有株式の比率は28%で、過去最高となった。「中国証券報」が伝えた。
総資産と株式時価総額は年初来、これまでにない高い伸びを示した。四半期ごとの株式時価総額の増加率(前四半期比)は、1~3月が56%、4~6月期が72%、7~9月期が80%に達し、次第に伸び率が加速している。この結果、株式時価総額は年初に比べ4.83倍、総資産も4.7倍に膨らんだ。また、投資ファンドの保有株式が流通株全体に占める比率も年初の20.44%から28.02%に拡大し、投資ファンドは株式市場で最も影響力を持つ投資主体となった。
また、株式投資型ファンドの株式への平均投資比率は9月末時点で80.96%となり、前四半期より1.92%上昇した。
投資ファンドによる投資先銘柄を見ると、金融保険業(4977億元)、金属・非金属(3517億元)、機械(2389億元)の順だった。(編集XX) 「人民網日本語版」
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