ヨーロッパ16カ国の100あまりの代表は20日、チェコのブレズニツェで国際会議を開き、アメリカのミサイル防衛用レーダー基地の設置に反対することを明らかにしました。
会議に参加したヨーロッパ各国の代表、チェコの80あまりの都市の市長と国際組織の代表は「チェコが提唱したアメリカのミサイル防衛用レーダー基地設置への反発活動に支持することで合意した。日本の広島市長とイギリスのロンドン市長もそれぞれ声援のメッセージを会議に送り、その中でロンドン市長はチェコの国民には自国のことを決める権利があると述べている」としています。
最新の世論調査によりますと、アメリカのミサイル防衛用レーダー基地のチェコでの設置に反対するのは、チェコの三分の二の国民で、また、このことについて住民投票を行うことを主張している人は75パーセントに上るということです。
(翻訳:黄競)
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