二日間にわたって開かれたEU非公式首脳会議は19日、リスボンで閉幕しました。会議に出席した各国首脳は、改革条約を採択したほか、EUがいかにグローバル化の挑戦に対応していくかという議題について討議しました。
EUの輪番議長国を務めるポルトガルのソクラテス首相は、会議後の記者会見で、「EUはグローバル化の挑戦を迎えることに自信を持っており、この傾向を導いていきたい。このため、EUは世界的な機構でリーダーシップを発揮し、グローバル化の需要を満たすよう国際機構の改革を推し進めていかなければならない。これと同時に、創造能力を一段と高め、教育を発展させ、孤立主義と保護主義を避けるべきだ。また、環境保護、特に気候変動問題は当面グローバル化がもたらした最も大きな挑戦だ」と述べました。(翻訳:周莉)
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