2008年北京オリンピックの開幕前に、国際刑事警察機構は中国のオリンピック安全確保に協力するため、特別支援チームを中国に派遣することになりました。

　これは国際刑事警察機構のロナード・ノーブル事務局長が10日、北京で開かれた「北京オリンピック安全確保国際協力会議」に出席した際明らかにしたものです。それによりますと、国際刑事警察機構は中国へ支援チームを派遣して、潜在的な危険のある人物の名前や指紋、写真、DNAなどすべてのデータの収集について支援します。ノーブル事務局長は、「これは国際刑事警察機構が初めて特定の国にこのようなサービスを提供するものだ。世界の安全確保に取り組む関係者にとっても、よい協力のチャンスとなるだろう」と述べました。（翻訳：周莉）