国家発展改革委員会の朱之キン副議長は18日北京で、「中国で省エネと廃棄物排出量の減少という目標を実現するのは難しいが、政府はこの目標を変えたりはせず、これからも、関連措置の実施を強化していく」と述べました。
これは、共産党17回大会プレスセンター主催の記者会見で述べたものです。
中国政府が打出した省エネと廃棄物の排出量減少という目標は、2010年までエネルギーの消耗量を2005年より5%減らし、廃棄物の排出量を2005年より10%減少させることです。
朱之キン副議長は、「今年上半期、中国のエネルギー消耗量は去年同期より2.78%減少し、二酸化炭素の排出量も、去年同期より0.88%減った」と述べました。
朱之キン副議長は、また、「省エネと廃棄物の排出量減少の度合いを強めていくため、今年は45項目の規定を設け、更に『中国気候変動対応国家方案』を公布した。これらの措置が確実に実施されれば、その効果はいっそうはっきりするだろう」としています。(翻訳:李軼豪)
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