国連のルイーズ・アルブール人権高等弁務官は15日ジュネーブで、声明を発表し、「十分な食物を確保するのは基本的な人権であり、また、社会の公正と安定を維持する基盤である」と指摘しました。
これは、アルブール国連人権高等弁務官が「世界食糧デー」に先立って述べたものです。
この中で、アルブール高等弁務官は「十分な食糧を保障し、飢餓の発生を防ぐことは、一つの国の発展問題だけではなく、全世界の人権事業にもかかわる重要なことである。各国政府はこの基本的な人権の実現に責任を負うべきである。もし、ある地区に飢餓や栄養不足などの問題が存在すれば、安定した社会秩序を保つことは大変難しい」と強調しました。
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