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FAO・国連食糧農業機関は16日、最新の「穀物見通しと食糧情勢」の報告書を発表し、2007年の世界の食糧生産量は過去最高の20億9500万トンに達し、前年より4.8%増加すると予測しています。
この報告書によりますと、ここ20年、食糧在庫がますます少なくなるため、今年の生産量が増加するにもかかわらず、生物エネルギー工業が発展し、食糧需要が上昇しているため、その需要を満たすだけにとどまります。
報告書から、2006~2007年度の食糧価格が上昇したと分かる一方、2007~2008年度には依然として高い価格を保ち、低収入かつ食糧不足の国の輸入コストの上昇を招くだろうと予測されています。(翻訳:玉華)
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