中国共産党第17回全国代表大会は15日午前、北京で開かれ、中国共産党中央委員会の胡錦涛総書記が報告を行い、「中国共産党は、法律に違反し規律を乱す案件を断固として取り調べ、処分し、いかなる腐敗分子に対しても、法律に基づいて厳しく処罰する」と述べました。
胡錦涛総書記は、全国の7300万人あまりの共産党員に対し、「反腐敗闘争の長期性、複雑さ、困難さを十分に認識し、反腐敗活動を一段と際立った位置におき、鮮明なる姿勢で反腐敗活動を進めなければならない」と強調しました。
また、「腐敗に対する懲罰・予防システムの整備を着実に推し進め、断固として腐敗を取り締まるとともに、腐敗を招いた根本的問題の解決や腐敗の予防制度の整備をいっそう重視し、その根源から腐敗を防止し、根治する活動の範囲を拡大する」と述べました。(編集:鵬)
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