中国共産党第17回全国代表大会が15日、北京の人民大会堂で盛大に開幕しました。
会議には、胡錦涛、江沢民、呉邦国、温家宝、賈慶林、曾慶紅、呉官正、李長春、羅幹ら共産党の主な指導者と特別代表、及び7000万人の党員から民主的な選挙によって生まれた2200人余りの代表が出席しました。
呉邦国中央政治局常務委員が開会を宣言し、代表たちは毛沢東、鄧小平氏ら中国共産党と中国の今はなき指導者や革命の先駆者に1分間の黙祷を捧げました。そのあと胡錦涛総書記が16期中央委員会を代表し、「中国の特色のある社会主義の偉大な旗印を掲げ、いくらかゆとりのある社会を全面的に築き上げる上で新しい勝利を勝取るため奮闘しよう」と題する報告を行いました。
この報告は12の部分、つまり、これまで5年間の活動の回顧、改革開放30年来の歴史的なプロセスに対する理論的総括、科学的な発展理念の内容とその中国の発展にもらたす重要な意義、今後の中国の経済、政治、文化、社会、国防、外交、国家の統一及び、党の整備などについての計画などからなっています。
中国共産党の全国代表大会とこの大会によって選出される中央委員会は中国共産党の最高指導機関であり、大会は5年に1回行われます。
今回会議は7日間にわたって開かれ、会議で代表たちは胡錦涛総書記の報告を審議し、「中国共産党党規約(修正案)」を審議・採択し、16期中央紀律検査委員会の提出した活動報告を審議し、また新しい中央委員会と中央紀律検査委員会を選出します。(翻訳:董燕華)
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