イラクのシーア派「イスラム革命最高評議会」の指導者ハキム師とスンニ派「アンバル覚醒評議会」の指導者アブリサ氏が14日、アンバル州のラマディ市で、初の会談を行いました。
双方は、宗派の紛争によって、数千人ものイラク人が死亡したことから、衝突を食い止めて全面的な和解を一日も早く実現させ、国内情勢を改善していくことで合意しました。また、スンニ派のアブリサ氏は、「アルカイダ」によるテロ活動取締りを引き続き支持することを、シーア派のハキム師に求めました。
専門家は、今回の対話が行われたことは、イラクの民族和解プロセスでのまた一つの重要事件であるとみています。(翻訳 朱丹陽)
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