世界銀行のゼーリック総裁は、10日、ワシントンのナショナルプレスクラブで演説し、「世界における最後進国を貧困から脱させる任務は依然として厳しい。先進国は、これらの国を援助する約束を実行すべきだ」と述べました。
ゼーリック総裁は、「国連が定めた『ミレニアム開発目標』を実現するには、大量の資金投入を必要としている」とした上で、「同時に、最貧国を援助するため、世界銀行は、援助資金を大幅に増やすよう、援助国を促す」と強調しました。さらに、「現在、先進8カ国やその他の先進国が援助の約束を実行することを必要としている」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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