浙江省の防災センターが8日午後発表した被災状況報告によりますと、台風の影響で、全省で被災者が700万あまり、700本以上の道路が利用できなくなったと明らかにしました。

　台風「クローサ」は7日午後、福建省と浙江省の境界に上陸しました。浙江省では20時間にわたって雨を降らせました。また杭州西湖風景区は大雨の影響で、山崩れがあり、観光もストップしました。

　さらに福建省では台風の影響で、40万人あまりに影響が出ています。

　上海港では8日、39本の船舶が出入港予定を取り消しました。そして上海浦東国際空港では50本あまりの便が離着陸をとりやめています。（翻訳：健）