今年、中国経済の伸び率が去年を11%上回る見込みだと国内外が予測していることから、中国経済はこれからの5年間、連続して10%以上の伸び率を保つ可能性が高いことが明らかになりました。
世界銀行とアジア開発銀行はこのほど、今年の中国経済の伸び率を11.3%と11.2%に達するとそれぞれ予測しています。
世界銀行中国駐在事務所のホフマン首席エコノミストは、中国経済はこれからも力強い伸びを見せるとした上で、「中国は経済のグローバル化における役割がますます重要になっていく」との考えを示しました。
アジア開発銀行中国駐在事務所の庄健高級エコノミストは、「成長している中国経済にとって今の国際環境は悪くはない。同時に、中国の都市部と農村部の住民所得の増加と社会保障システムの改善に伴って、国内の消費規模が絶えず拡大し、国内の投資も依然として急速な成長を見せている」と述べました。
国家統計局の統計によりますと、今年の1月から8月まで中国の一般消費財の小売販売額は5兆6100億元以上に上り、去年同じ時期より15%以上増えたとのことです。(翻訳:KH)
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