ノーベル経済学賞の受賞者であるムンデル氏は、3日、香港で、「中国経済は向こう数年間9%-10%のスピードを保って発展していくだろう」と述べました。
これはアジア協会が主催した晩餐会で述べたものです。その中で、ムンデル氏は、「中国にはインフレの問題はないので、『過熱』という言葉で中国経済を形容するのは適当ではない。これに対して、アメリカやヨーロッパはインフレに手を焼いている。中国経済が現在のスピードで成長するのは問題がない」と語りました。
一方で、ムンデル氏は、中国経済が発展する中で最も大きな課題は環境汚染であると指摘したほか、経済効率がよくないのも中国が抱えるもう一つの問題であると指摘しました。(翻訳:王丹丹 05/04)
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