世界銀行及び所属の国際金融会社は26日、「2008年世界商業環境報告書」を共同発表し、2006年から2007年まで、中国やインドを含む新興経済体が改革の進展を速めることで、商業環境は大いに整備されたと評価しました。
この報告書は、「エジプトは商業環境の整備によって、商業環境改革ランキングのトップに踊り出た。中国は『新物権法』や『企業破産法』を制定したことで、改革の進展は東アジア地区で第一位になった」と指摘しました。
また、報告書は、「全体から言えば、これら経済体で行われている一連の改革は事業を行う手続きを簡素化させた。そして、財産権や投資家の保護を強め、企業の税負担を軽減した。また、リスクを減らすと同時に、貿易の流れも整備した。こうした措置はこれら経済体の商業環境を改善し、経済発展を促した」と強調しました。
さらに、報告書は、「アフリカで行われている商業環境の改革はアンバランスで、半分以上の国々では改革が行われていない」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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