中国外務省の姜瑜報道官は25日、北京での定例記者会見で、ドイツのメルケル首相がダライ・ラマ14世と会談したことに対して「中国は強い不満を持っている」と述べました。
ドイツのメルケル首相は23日、「私的な意見交換の場」だとしてダライラマ14世と会談しました。これに対し、姜瑜報道官は、「ダライラマは、中国からの分裂活動を長期的に行い、中国の民族団結を破壊する政治亡命者である」と述べ、「メルケル首相が中国側の要求を顧みず、ダライラマと会談したことは、中国の内政に干渉し、中国国民の感情を傷つけたほか、中国とドイツの関係も損なったものだ」と強調しました。(翻訳:鵬)
|