中国国家統計局がこのほど発表した中国の発展ぶりを回顧する報告書の中で、中国の一人当たりの国民所得は、2002年の1100ドルから2006年の2101ドルとなり、4年間でおよそ倍増したことが明らかになりました。世界銀行の目安によると、中国は低収入国から脱出し、中所得国に仲間入りしたとのことです。
報告書によると、2002年以来、中国の経済は安定して急速な伸びを続け、経済総量は世界ランキングの6位から4位に躍進したとのことです。報告書はまた、「中所得国イコール中等先進国ではない。中国は依然として発展途上国である。国連の192のメンバー国のうち、先進国は34ヶ国しかない。世界銀行の基準によると、中国は中所得国の真ん中あたりに位置づけられている。2006年の中国の一人当たりの国民総所得は世界の129位にランクされている」と指摘しました。(翻訳:KH)
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