中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の統計によると、2007年6月末時点で、中国の銀行業の海外資産は1兆8000億元となった。外資系銀行が中国全土25都市に設けた本支店は364カ所で、年初に比べ95カ所増加した。中国の銀行業は全面的に対外開放に向かって踏み出し、国内外の投資家の重要な投資ターゲットになっている。「新華網」が 伝えた。
銀監会の統計によると、銀行業の全面開放から半年で、外資系銀行は急速な発展を遂げた。07年6月末現在で、中国に進出した外資系銀行の総資産は1330億米ドルで、このうち、上海に進出した外資系銀行の総資産は全体の58.8%を占める782億1900万ドルに達した。
外資系銀行が中国に設置した本支店の伸びも著しく、6月末現在で364カ所に達した。年初に比べ、上海では100カ所から121カ所、深センでは42カ所から49カ所、北京では37カ所から39カ所、広州では28カ所から34カ所、天津では17カ所から20カ所にそれぞれ増加した。
同時に外資系銀行の営業区域も広がり、HSBC(香港上海匯豊銀行)が中国全土に分行(支店)15カ所、支行(出張所)25カ所を開設しているほか、今年8月に設立された「湖北随州曽都匯豊村鎮銀行有限責任公司」は、農村部に進出した初の外資系銀行となった。(編集XX)「人民網」
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