第1回中国国際石炭・エネルギー新産業博覧会がこのほど、中国北部の都市太原で開催されました。会議に出席した専門家は、「中国の石炭化学工業の将来性は大きい」と指摘しました。
専門家によりますと、中国では石炭液化油の技術開発プロジェクトが始まっており、2020年までに、年間5000万トンの石炭液化油を生産する見込みです。また、石炭からロケット用の燃料を製造するなどの新しい技術も開発中です。
なお、中国の石炭埋蔵量は世界の15%を占めており、新しい技術を利用すれば、いかなる種類の石炭も化学工業の原料となりうるということです。(翻訳:GK)
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