国家発展改革委員会筋は23日、「中国は、大型の石炭企業グループを重点的に育成し、小中型の炭鉱を改造し、石炭産業のレベルアップを促進していく」と発表しました。
国家発展改革委員会によりますと、今後数年内に、中国は、ハイテク技術と先進的な適用技術を使って、安全で効率が高い、近代的な炭鉱の建設を速め、小中型炭鉱の機械化に力を入れ、立ち遅れている技術と設備を捨てていき、炭鉱の安全作業状況を著しく改善していくことにしています。
そして中国政府の計画に基づき、2010年の石炭の年間産出量を26億トンに抑えることになっています。
中国は世界一の石炭産出国であり、石炭は中国では主要なエネルギーですが、中国の石炭産業は、資源の開発が無計画状態にあり、投資後の回収率が低く、また炭鉱の環境保護への投資がなおも少ないなどが問題が出ています。(翻訳:玉華)
|