山西省経済委員会がこのほど明らかにしたところによると、第11次五カ年計画(2006~10年)期間中、同省の石炭産業は「小規模炭鉱の閉鎖、中規模炭鉱の改善、大規模炭鉱のレベルアップ」を発展構想に掲げる。炭鉱数の減少や炭鉱資源の調整を行い、産業集中度の向上を図るなどして、2010年をめどに省内の石炭生産量を7億トン前後に、鉱井の総数を2500カ所以内に抑制する方針だ。新華社が伝えた。
今年上半期には、石炭産業の発展に重点的に取り組む県の、年生産量9万トン以下の小規模炭鉱約1千カ所を強制的に閉鎖する予定。実施されれば現在約4千カ所ある炭鉱のうち、およそ3割が姿を消すことになる。
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