中国民用航空総局は10日、2008~09年の欧米長距離路線の第一次運航プランを発表した。今回プランを発表したのは、エアバス社の大型旅客機「A380」やボーイング社の新型機「787」の導入を契機として、長距離路線の発展を促進するのが狙い。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
中国国際航空(国航)が進める国際路線の急速発展戦略は、民航総局の支持を得ている。同プランの新規開設路線では、国航の新路線が12路線に上り、各航空会社のトップに立つ。12路線のうち08年に開設を予定するのは▽北京-ベルリン▽北京-ワルシャワ▽北京-イスタンブールの3路線。09年開設予定は▽北京-トロント▽北京-ワシントン▽上海-サンフランシスコ▽北京-マンチェスター▽北京-チューリッヒ▽北京-デュッセルドルフ▽北京-ウイーン▽上海-ローマ▽北京-ミラノの9路線。これらに既存の路線を合わせて、国航は欧米路線市場に全面的に参入する。(編集KS)
「人民網日本語版」
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