中国外務省の姜ユ報道官は25日北京で記者の質問に答えた際、「極東国際軍事法廷(東京裁判)で日本のA級戦犯らに下した判決は正義の声を代表したものだ」と述べました。
日本の安倍晋三首相はインドを訪問期間中の23日に、裁判で「日本の戦犯らは無罪」と主張していたインドの故ラダビノード・パール判事の息子と会いました。
姜ユ報道官はこれについて、「裁判は日本の軍国主義に対して厳正な判決を下した。これは日本の国民を含む世界各国の平和を愛し、戦争に反対する人々による正義の声を代表したもので、戦後の日本が国際社会の舞台に戻る重要な土台となったものである。この見方は国際社会の定説となっている」と述べました。
極東国際軍事裁判は第二次世界大戦後東京で行われた裁判で、11の国から選ばれた判事がこの裁判で日本のA級戦犯らに対して判決を下しました。この裁判では、25人の被告に有罪判決が言い渡されました。(翻訳:KH)
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