中国の中央軍事委員会副委員長を務め、国務委員でもある曹剛川国防相は21日北京で、中国を訪問しているアメリカのマレン海軍作戦部長と会談しました。
この中で、曹国防相は、「中米関係は世界で最も重要な二国間関係の一つだ。両国関係が健全かつ安定した発展を保つことは両国人民の根本的な利益にプラスとなり、この地域ないし世界の平和、安定、繁栄に有利である」と語りました。曹国防相はマレン作戦部長に、中国が打ち出した平和発展の理念や、中国政府の台湾問題における原則的な立場、および上海協力機構による「平和の使命2007」合同軍事演習の状況を紹介しました。
これに対し、マレン作戦部長は「今後、両国は軍人の教育や人的交流、軍艦の相互訪問を増やし、相互理解を深めていきたい」と述べた後、「アメリカ政府は一つの中国という政策を堅持し、台湾独立を支持しない」と重ねて表明しました。
マレン作戦部長は17日から中国訪問を始めています。
(08/21 翻訳者:Lin )
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