大型台風「セーパット」が19日に東南部福建省に上陸したことを受けて、回良玉副首相はこの日北京で、台風と豪雨による被害を最小限に食い止め、被災者たちを避難させ、その基本的な生活を確実に保障するよう地元の政府と主管部門に指示しました。
回良玉副首相は、「いまは救済活動は最も重要なときであり、台風の被害を受けた地区では、死傷者の数と財産の損失額を最大限に食い止め、強風や豪雨による水害、山崩れ、土石流などの発生をできるだけ防ぎ、被災者たちを完全に避難させ、その基本的な生活を確実に保障しなくてはならない」と述べました。
なお、この台風「セーパット」は今年最大のもので、大陸に上陸した後、福建省、浙江省などではかなりの被害が出ており、被災者数は102万に上り、浙江省だけでも多くの死者が出ており、その経済的損失額は2億6000万元に上っています。
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