中国政府はこのほど、「省エネ発電管理規則」を承認し、一部の省の電力業界で、試行的に省エネ発電を奨励する活動を行うことを決めました。
中国国家発展改革委員会エネルギー局の責任者は、14日貴州省貴陽市での会議で、「『省エネ発電管理規則』に基づいて、まずは、風力、太陽エネルギー、海洋エネルギー、水力、バイオマスエネルギー、原子力エネルギーなどクリーンエネルギーによる発電を奨励する。その次は、天然ガス、石炭ガスによる発電で、最後は石炭発電の順となる」と明らかにしました。
7月末まで、中国は700万キロワットアワーの小規模な火力発電ユニットを閉鎖しました。現在、全国には、総出力1億キロワットアワー余りの小型発電ユニットがありますが、全て発電効率の高いユニットに替えると、大量の二酸化炭素など汚染物の排出量が減少され、資源も節約でき、環境に優しい社会の建設に積極的な役割を果たすことになります。(翻訳:董燕華)
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