中国と日本の7人の学者が13日、共同で購入した明代出版の「三国志伝」の第1巻と第2巻を中国国家図書館に贈呈しました。
中国古典文学の四大名作の一つ「三国演義」(日本で言う三国志演義)の形成過程で「三国志伝」は重要な意義が持つものです。中国国家図書館には、明の時代の「三国志伝」完全版全30巻が所蔵されていますが、この完全版には400年以上の歴史があります。
今度贈呈された第一巻と第二巻の文字と挿絵は国家図書館所蔵の「三国志伝」とはいくらか異なるものです。
なお、この7人の中日両国の学者は、2005年のあるオークションで、これを5万元(日本円で約777000円)でこれを購入したということです。(翻訳:任春生)
|