クレジットカード大手のマスターカード・インターナショナルは9 日、アジア太平洋地域では今年下半期も海外旅行客の増加が見込まれ、中国大陸部の海外旅行客は1900 万人に達し、上半期を186万人上回ると予測した。ただ、伸び率は上半期の 12%から7.5 %へと鈍化する見通しだ。「北京青年報」が伝えた。
一方、同社が旅行中の代金支払い方法について調べたところ、中国大陸部の旅行者は現金払いを好むことが分かった。「現金で支払う」との回答は 81.7%に達し、アジア太平洋地域の平均を上回った。一方、「国際クレジットカードで支払う」との回答は同平均を下回る51.4 %にとどまった。また、中国大陸部の旅行客が心配する問題に関しては、安全面(51.8 %)のほか、旅券紛失(47.4%)との回答が多く、言葉が通じない点を挙げた人も域内平均を上回る 33.9%に上った。
今回の調査は、13の国と地域で5407人(今回からベトナムも対象に含む)の消費者を対象に今年 5月2 日から31日まで実施された。中国大陸部で 600人が調査に応じたほか、各国・地域でもそれぞれ400 人以上が回答した。(編集XX)
「人民網日本語版」
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