中国鉄鋼工業協会の羅氷生秘書長は30日、北京で、「今年下半期、中国の鉄鋼製品の輸出量は明らかに減少する見込みだ」と述べました。
今年上半期、中国の鋼材の輸出量は3300万トンあまりで、去年の同じ時期と比べて97%以上増えました。これに対し、羅氷生秘書長は、「中国政府は、鉄鋼製品の輸出に対してマクロ調整を実施しており、その効果は下半期に現れるだろう」と述べた上で、「下半期の鋼材の輸出は、上半期より40%から50%削減する計画であることから、今年の年間輸出量は、去年より20%程度多い5160万トン前後だろう」と説明しました。(翻訳:鵬)
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