アメリカ大統領の特別代表であるポールソン財務長官は、29日夜、中国青海省の省都である西寧市を訪れ、4日間にわたる中国訪問を始めます。
ポールソン財務長官の今回の中国訪問の重要なポイントは、中国最大の内陸塩水湖である青海湖を視察することで、、青海湖周辺の砂漠化防止のための植樹プロジェクトの実施状況を視察し、地元の農家を訪れ、また、地元の環境保全部門の責任者と会談を行うことになっています。
ポールソン財務長官は、中国訪問に先立って、「今回訪問は、米中間の戦略的な経済関係を強めるだろう。日に日に深刻化する気候問題に対して、すべての経済大国が、連携して清潔なエネルギーを使用し、汚染物の排出量を減少することは、気候の変動問題解決での唯一の方法だ」と強調しました。
なお、ポールソン財務長官は、31日に西寧市を離れ、北京に向かいますが、北京では、中国の胡錦涛国家主席と呉儀副首相がポールソン米財務長官と会談を行う予定です。(翻訳:任春生)
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