中国改革開放フォーラムの鄭必堅理事長は3日北京で、「中国は国家の発展と国民の生活レベルの向上を実現させたい。しかし、これは、他の国の衰退を前提とするものではない」と強調しました。
これは、鄭必堅理事長がこの日行われた「中国科学人文フォーラム」の席上で述べたもので、鄭理事長は、「中国とアメリカを例として見れば、改革開放政策が実施されてから30年の間、中国の社会、経済などの各分野が飛躍的な発展を実現したが、これとともに、アメリカの経済発展のスピードも西側諸国の中でトップレベルに入っている。両国は自国の急速な発展を実現させると同時に、経済面での協力を日増しに拡大してきた。こうした事実で明らかなように、中米両国はともに発展を実現させることができたと言える」と述べました。
鄭必堅理事長は、「中国が平和的な発展を実現させるには、いろいろな国と協力を強化し、いろいろなレベルで共同の利益を持つグループを結成しなければならない。"互恵協力"は、中国人が調和の取れた発展の実現を目指す世界観である」と語りました。(翻訳:洋)
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