ロシア外務省は21日声明を発表し、コソボの最終地位問題に関する国連安保理の決議だけが合法的なものだと強調しました。
ロシア外務省は当日、そのホームページで声明を載せ、「いま、コソボの最終地位問題に関する国連安保理の票決が一時停止されていることは、この問題は国連の管理範囲内の事柄ではないということを表明していない。この問題はセルビアとコソボのアルバニア族との協議を経て、国連安保理の裁決によって決まるべきである」としています。
関係筋によりますと、ロシア側の強い反対にを受け、アメリカとEU・欧州連合は20日、そのコソボ問題についての最新提案が否決されないようにするため、安保理での投票を要求していません。
(翻訳:黄競)
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