韓国のソン・ミンスン外交通商相は、21日、「韓国のアフガニスタン駐留軍は、予定通り年末までには撤回する」と述べました。
これは、ソン・ミンスン外交通商相がこの日午前の記者会見で述べたもので、「去年、韓国政府は、2007年末までに、アフガニスタンの駐留軍を撤退する計画を、すでに国会に報告した。韓国はこの計画通りにアフガニスタンから撤兵する」と強調しました。
記者会見の中で、ソン・ミンスン外交通商相は、「19日午後、あわせて23人の韓国人がアフガニスタン中部のガズニ県で武装勢力に拉致された。人質事件を解決するため、韓国は21日午後、アフガニスタンに代表団を派遣する」と述べました。また、外交通商省は、この日、「拉致事件が発生した後、アフガニスタンを渡航禁止先とした」と発表しました。
これに先立って、アフガニスタンのタリバン武装勢力の報道官は、「タリバン武装勢力は19日、中部のガズニ県の道路で、18人の韓国人を拉致した」と述べました。また、タリバン武装勢力は、「もし韓国がアフガニスタンから撤兵しないなら、人質を殺す」という脅迫を出しています。(翻訳 朱丹陽)
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