国家外貨管理局が12日伝えたところによりますと、中国では、2006年11月から、選定した企業5700社に対して、集中的に査察を行いました。
ここ数年、中国では、大規模な外貨の流入が続いています。これは、国際収支の不均衡と人民元切り上げへの圧力をもたらしています。異常な資金の流入を取り締まり、潜在する金融危機を防ぐため、国家外貨管理局は、2006年から、企業の対外貿易による外貨取得と為替決済を区別して取り扱い、法に基づいて経営を行う企業の便宜を図るとともに、一部の企業に対して、その外貨取得と為替決済について、厳しく審査します。
関連データによりますと、2006年9月から今年4月までに、国家外貨管理の査察を受けた企業の外貨収入総額は40%減ったことが分かりました。(翻訳:任春生)
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