中国の中央銀行である中国人民銀行は15日から、外貨預金準備率を1ポイント引き上げて、5%とします。
これは安定的な通貨政策を実施し、外貨に対するマクロ調整を行うもので、2006年9月15日以来、初めて行なわれる外貨預金準備率の引き上げです。
関係者はこの引き上げは、人民元切り上げへの圧力の緩和にプラスとなると見ています。
なお、外貨の準備預金とは規定に基づいて、金融機関が保有する外貨を一定の比率によって中央銀行に預ける預金です。外貨預金準備率は金融機関の外貨保有量に対する外貨預金の比率です。(翻訳:董燕華)
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