韓国駐在のバーシュバウア米大使は、11日、ソウルで、「もし、朝鮮が核を徹底的に放棄する戦略的決断を出せば、アメリカは今年末にも、朝鮮半島の永久的な平和メカニズムをめぐる交渉を行う」と述べました。
韓国の聯合通信社によりますと、バーシュバウ大使は、「ニョンビョンの核施設を閉鎖するかどうかが、朝鮮の核放棄の誠意を示すものである。アメリカは朝鮮半島の核問題を総合に解決したい。ただし、朝鮮半島の永久的な平和メカニズムの構築は、非常に複雑な過程が必要であり、朝鮮戦争が終了したという正式な宣言が入ることになる。このほか、辺境沿いに配置されている韓国と朝鮮の軍隊の人数も調整、削減する必要がある」と指摘しました。
ところで、先週、朝鮮は、「韓国による第一陣の支援重油が朝鮮に到着すれば、ニョンビョン(寧辺)の核関連施設を閉鎖する」と表明しました。また、IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、11日、「査察チームは14日、ピョンヤン(平壌)入りし、ニョンビョンの核関連施設を検証、監督する」と述べました。(翻訳 朱丹陽)
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