中国西北部の新疆ウィグル自治区は世界で最大規模のカラーコットンの生産拠点となり、その年間生産量は世界の生産量の半分を占めています。
このほど、新疆の省都ウルムチで開かれた2007年中国国際綿花会議で、中国カラーコットン株式会社の趙小林取締役は、「現在、中国におけるカラーコットンの栽培面積は年間1万3000ヘクタールに達している。そのうち、新疆は中国で最大規模のカラーコットンの生産基地で、その生産量は中国の95%、世界の50%を占めている。現在、新疆は中国と世界における重要なカラーコットンの生産加工と供給の基地になっている」と述べました。
カラーコットンの関連紡績製品は色を染める必要がないため、環境保護の制限が厳しい国への輸出も可能であることから、中国の紡績製品の輸出増加を伸ばす新たな要因になるものと見られています。
|