長年の努力を経て、中国西北部の新疆では、土地の砂漠化が抑えられ、毎年砂漠化する土地の面積はこれまでの380平方キロ余りから104平方キロに減りました。
新疆ウイグル自治区の人民政府によりますと、これまでの数年間、新疆では、植樹や耕地を草地に戻すプロジェクト、川の沿岸地域を中心にした生態環境の保全活動などを展開し、砂漠化を抑え、砂漠化した土地の改良を進めてきました。現在、新疆全体の森林率は30%近くで、オアシスにおける森林率が15%近くに及び、10年前を大幅に上回っています。
ところで、かんばつや強風、砂の多い地質が新疆の砂漠化を招く自然要因ですが、人口の増加と過度な開発が新疆の砂漠化に拍車をかけました。新疆は340万ヘクタール以上の土地で砂漠化の抑制と整備を成し遂げる計画を立て、2010年までに新疆の砂漠化と生態環境の悪化を押さえる見込みです。(実習生:張)
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