新疆ゼン善県のウイグル族の若者約200人が、浙江省海塩県に向かう列車に乗り込んだ。同県では農村余剰労働力を都市に移転する試みを進めており、今回の移動は今年3回目。
近年は政策に後押しされ、同自治区から都市へ出稼ぎに出た少数民族の若者は20万人を上回っている。
数年前までは多くの農牧業従事者が、農閑期は出かけることもなくのんびりと過ごしていた。同自治区はこのような状況を変えようと、余剰労働力の移転指導に力を入れてきた。また同時に農民工(農村出身の出稼ぎ者)の利益を保護する各種の政策を実施し、出稼ぎ者への不合理な制限をなくし、戸籍管理制度、住宅制度、医療・教育体制などの改革に力を入れてきた。(編集IA)
※「シャン善県」=善におおざと
「人民網日本語版」2007年2月26日
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