朝鮮を訪問しているIAEA・国際原子力機関の代表団は28日、平壌から北へ約130キロ離れた寧辺(ニョンビョン)にある核施設を視察します。視察の結果を踏まえて、IAEA関係者は、この施設の閉鎖や封印などを確認するプロセスを朝鮮側と話し合います。
IAEA事務局次長で、訪朝代表団の団長でもあるハイノネン氏は、出発する前に、「今後の協議で、朝鮮側とより細かな話し合いを行うため、ニョンビョンの核施設を視察する。代表団は、29日午後、平壌に戻る」と述べました。
ハイノネン団長は、また、「IAEA代表団と朝鮮側との会談は29日の夜まで続く予定だ。この会談の見通しについては楽観視している」と語りました。
会談はまだ続くため、ハイノネン団長は、会談の具体的な内容については一切触れていません。(翻訳:任春生)
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